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投資信託は安心?破綻したらどうなる?投資信託のリスクをなるべく簡単にまとめました

投資信託はすべてプロの専門家が運用してくれるので安心です!
…本当に安心なんですか?任せてもいいの?
個人的に疑問に思ったので、投資信託は安全なのか?リスクをまとめてみました。


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投資信託って何?仕組みや種類は?

投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金を、資産運用の専門家がまとめて運用する金融商品です。

集めたお金は、各投資信託(ファンド)の運用方針に基づき、専門家によって国内外の株式や債券、不動産(REIT)などに投資されます。


つまり、「色んな人が投資したお金を集め、資産運用の専門家が国内外の株式や債券、不動産などに投資・運用して、そこで得られた利益がそれぞれ投資した金額に応じて分配される金融商品ですね。

投資信託運用の結果によって、利益を得られたり、損をすることもあります。


そして、投資信託は元本が保証されている訳ではありません!

詳しくは過去記事でまとめましたので、参考にしていただければと思います。
ayuzublog.hatenablog.com


投資信託って安全なの?破綻したときは?

過去記事でもお話しましたが、投資信託はもちろん投資に関しては、運用の結果、損をする可能性がありますので、元本は保証されていません。

じゃあ、投資信託をしてお金を預けている「販売会社」「運用会社」「信託銀行」が破綻した場合はどうなるの?

お金は返ってこないのでしょうか。

その点に関しては、投資したお金は各機関が破綻しても、投資額にかかわらず制度的に守られているようになっています。

では、各機関が仮に破綻してしまった場合について、みていきましょう。

販売会社が破綻した場合

販売会社では、投資信託の際の窓口となり、投資家との間でお金の取引が行われます。

そのお金は信託銀行が信託財産として管理します。

つまり、販売会社が破綻しても信託財産は無くなりません。

保有していた投資信託は、別の販売会社に切り替わり、引き続き取引が可能となります。

運用会社が破綻した場合

運用会社は運用の指示を行うだけですので、信託財産の保管・管理は行っていません。

こちらも運用会社が破綻しても、信託財産は信託銀行に保管されているので、影響を受けません。

保有していた投資信託別の運用会社に引き継がれるか、あらかじめ決まっていた信託期間が終了する前に、投資信託の運用が終了する繰上償還(くりあげしょうかん)されることになります。

信託銀行が破綻した場合

では、信託財産が保管されている信託銀行が破綻した場合はどうなるのでしょうか。

信託財産は銀行が管理してますが、信託銀行の財産とは別に区分して管理する分別管理をすることが法律で義務付けられています。

したがって、信託銀行が破綻したとしても、信託財産に影響はありません。

投資信託は、破綻時の基準価額で解約されるか、他の信託銀行に切り替われば、そのまま投資信託保有が可能です。

破綻したときのまとめ

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どの金融機関が破綻した場合でも、投資したお金は無くなることはなく、各金融機関は別の各金融機関に引き継がれます!

また、運用会社・信託銀行が破綻した場合には、投資したお金が返還される仕組みになっています。

投資信託のリスク

各機関が破綻したときには、信託財産は返ってくることが分かりました。

では、投資信託でいう損をする可能性、つまりリスクはなんでしょうか?

次はリスクをまとめていきます。

投資信託におけるリスクとは?

投資信託値動きのある株式や債券に投資するため、投資信託の値段である基準価額は株式や債券市場などの値動きにより変わります。

しかし、投資信託においてリスクは値動きによって損をする危険性についてのみ指すわけではありません。

投資信託でいうところのリスクは、「結果が確定しにくい」といった意味も含まれています。つまり「どの程度リターンがあるか分からない」ということです。

個人的には、リスクは「リターンの振れ幅の大きさ」と思います。


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徳島大正銀行:投資信託のリスクから引用


リスクの種類

そのリスクとなる原因としては以下の種類があります。

価格変動リスク

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株式や債券の価格が変動する可能性のことです。

投資信託など種類を問わず、多くの投資で懸念されることが「価格の変動」です。以下の要因によって変動します。

・企業の業績
・国内外の政治
・国内外の経済情勢

状況が悪くなると、価格も下落するのが一般的です。

ただし、場合によっては大幅な上昇を見せることもあります。

このように複数の要因によって価値が上下します。

為替変動リスク

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外国の通貨や株式への投資の場合、円と外国の通貨の為替の変動によって、価格が変動する可能性のことです。

一般的に、投資開始時より円高が進むと、日本円にした時に損をする可能性があります。

逆に、円安が進むと利益になる可能性があります。

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なお、投資信託には為替変動リスクを回避することをめざすタイプ(ヘッジあり)と回避しないタイプ(ヘッジなし)があります。




金利変動リスク

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投資信託において大切な要素のひとつ「金利

景気などの影響で投資している国の金利水準が大幅に変動すると、リターンで得られる金額にも影響してきます。

一般的な傾向として、

金利が上昇:債券の価値は下落
金利が下落:債券の価値は上昇

また、債券の残存年数が長いほど金利変動リスクは大きく、逆に短いと金利変動リスクは小さくなります。

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信用リスク

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「信用リスク」とは、投資先の企業や国が要因となるリスクです。

投資先の評価や業績が大きく影響するため、投資信託によってはリスクの度合いも変動しやすいです。

債券などの発行体(国や企業など)が財政難、経営不振などの理由により、債務不履行(利息や元本などをあらかじめ決められた条件で支払うことができなくなる)が起こるリスクがあります。

そういう事態が起こった場合・予測される場合には、発行体の有価証券の価格は下落します。

最悪、倒産すれば投資元本が償還されないという可能性があります。


流動性のリスク

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所有している金融商品の取引量や市場の変化によっては、売買取引自体ができなくなるリスクがあります。

主な理由は以下の通りです。
・市場での取引量が少ない
・発行元の企業に問題が発生した
時価総額が極端に小さい
・取引所が閉鎖された

このような場合、売ろうとした時に希望の価格で売れず、価格が下がることがあります。

売るタイミングが見極めにくい点も、流動性リスクの注意点です。

一般に新興国の株式や債券は、先進国の株式や債券と比較して、市場規模や取引量が少ないため、相対的に流動性リスクが高いと考えられます。


カントリーリスク

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投資先の国や地域において、政治・経済の状況の変化に影響されるのが「カントリーリスク」です。
国の政治・経済状況、災害などが要因となります。

国債債務不履行
・国家経済の破綻
・通貨や株価の下落
・政治情勢(政権の交代など)
・紛争・内戦・テロの発生
地震など自然災害の発生

一般にこのようなリスクが生じた場合には、方針に沿った運用が困難になったり、価格が下がる要因となります。

先進国に比べると、政治・社会面で不安定な新興国エマージング諸国)に懸念されるリスクです。


リスクは減らせる?

ここまで、リスクについて触れてきました。

投資信託では、どのようにリスクが減らせるのでしょうか?

一般的にリスクの回避をする方法は以下のようにいわれています。

資産の分散

一般的には資産を1つにまとめて投資せず、値動きの異なる色々な金融商品分散投資することで、リスクも分散し、安定性が増します。

1つの商品が値下がりしたとしても、ほかの商品が順調だったらその分をカバーできる!

長期保有

投資信託は、長い目で見た運用が重要です。

債券も、株式も、価格変動は避けられません。

ですが、短期間でみると一時的な要因により大きく変動することがありますが、長期間でみると、この変動リスクが小さくなる傾向があります。

短期的な変動をみるより、長期的な変動でみてけばリスクを抑えられる!

時間の分散

投資は、安い時に買って高い時に売るのが理想ですが、プロの専門家でも実行できるものではありません。

そこで、一度に全額を投資するのではなく、何回かに分けて投資をしたり、毎月一定額を積み立てるなどの方法で購入時期を分散させることによって、高い時に買い過ぎたり、安い時に買い損なうことなく、購入コストを長期的に安定させることができます。

例えば、定期的に同じ金額で同一の投資信託を購入する方法として、ドル・コスト平均法が有名です。

時間をずらして買っていけば、安い時と高い時での損をしにくい!


まとめ

今回は投資信託は安心できるのか?また投資信託で言われるリスクについてまとめてみました。

投資信託では国内株式だけでなく、債券や不動産にも投資をしていくことが出来る分、金利など見えにくいリスクが出てきていますね。

ただ、そのリスクに対して長期間の保有や、分散投資をしていくことでリスクをなるべく最小限に抑えることも可能ですね。

個人でやるとどうしても大金が必要になりますが、投資信託ではそれが可能になるという魅力が見えてきました!

次の時には、コストの話などをまとめていきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になれば幸いです。


参考にさせていただいたサイト
www.toushin.or.jp

www.daitobank.co.jp